遅い原因はUTMだけじゃない?
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アサヒビール、アスクルのランサムウェア被害の報道から1か月が経ちました。
UTM(統合脅威管理)に関するお問い合わせを現在も多数いただいております。
サイバー攻撃への不安が高まっている中、UTMの導入を検討される企業様が急増しており、実際に複数の企業様にご導入いただいています。
UTMを導入したお客様から以下のような声をいただくことがあります。
- 「メールの送受信に時間がかかる」
- 「昨日は問題なかったけど、今日はネットワークが遅い」
- 「PCが重い」
UTM導入による遅延は、必ずしもUTM単体の問題とは限りません。
PCやネットワーク機器の状態、回線の混雑など、ほかの要因が影響している場合もあります。
どの部分が原因かをしっかり確認して、対応策を考えることが重要です。
UTMとは?
UTMは、会社のインターネットの出入り口に設置し、通信をチェックしたり制御したりできる機器です。
たとえば、以下のような機能があります。
- ファイアウォール
- IDS/IPS
- アンチウィルス
- アンチスパム
- Webフィルタリングなど
これらの機能を1台でまとめて管理できるため、運用の手間が少なくなります。
UTMが遅くなることも…
UTMはすべての通信データを一度チェックしてから通す仕組みになっているため、データの量が多くなるほど処理に時間がかかりやすくなり、その結果、ネットワークが重く感じたり、メールやWebの動作が遅くなることがあります。
その原因は、UTM単体の問題だけでなく、PCやネットワーク機器、回線状況などさまざまな要素が関係しています。
多くの場合、複数の要因が組み合わさって遅延が発生します。
そのため「UTMが悪い」と断定するのではなく、原因の切り分けが重要です。
UTM遅延の原因
遅延が起きる要因は以下の通りです。
- 1.UTMの性能が追いついていない
- 2.ウイルスチェックやWebフィルタリングなど、セキュリティ機能の負荷
- 3.メールやファイルのスキャン処理
- 4.Webアクセス時のカテゴリ判定
- 5.回線の混雑やPCのスペック不足など、ネットワーク環境の影響
多くの場合、これら複数の要因が組み合わさって遅延が発生します。
UTMで安全なネットワーク環境を
ランサムウェアをはじめとするサイバー脅威は、今もなお勢いを増しており、注意が必要です。
会社のセキュリティを本格的に強化するなら、ぜひアレクソンUTM250の導入が最適です。
外部からの不正アクセス対策はもちろん、内部ネットワークの可視化・管理まで、これ1台で万全の体制を構築できます。
導入に関するご相談やお見積りはフリーダイヤルまたはお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!