VPNが突破される時代へ。最新サイバー攻撃に備えて「VPN×UTM」でダブルガード!
公開日: / カテゴリー:【 お役立ち情報 】
「リモートワークでVPNを導入したから安心」――そう考えるのは危険かもしれません。
近年では、VPNの弱点を狙った攻撃が大きなリスクとなっていることをご存じでしょうか?
実際、企業を狙うサイバー攻撃は急増しており、VPNの弱点や認証の甘さを突いて侵入し、深刻なをケースをもたらしています。
ランサムウェアの62%は「VPN経由」という事実
警察庁が公表した『令和7年上半期におけるサイバー空間の脅威』では、ランサムウェア攻撃の侵入経路について以下のデータが示されています。
ランサムウェア被害の62%がVPNからの侵入
という結果が出ています。
これは、攻撃者がVPNを「もっとも突破しやすい入口」として見ている証拠です。
VPNが狙われる主な理由
- 古いVPN機器の脆弱性
- パスワード総当たり攻撃
- 設定ミスによる情報漏えい
- VPNがインターネット上にむき出しになっている
VPNは「安全な通信路」を作る技術であり、攻撃そのものを防ぐ機能は持っていません。
そのため、VPNだけでは現代のサイバー攻撃には対抗できません。
なぜ「VPN×UTM」のダブルガードが必須なのか?
企業のセキュリティ対策としては、
- VPNが通信の「通路」を守る
- UTMがネットワークの「入口」で攻撃を止める
という二重防御の構成が標準になりつつあります。
大手企業でも被害 — アサヒグループのサイバー攻撃事例
2025年9月末、国内大手飲料メーカー アサヒグループホールディングスが大規模なサイバー攻撃を受け、受注・出荷・配送システムが停止する事態に陥りました。
このランサムウェア攻撃では、社内の基幹システムが暗号化され、注文処理や出荷業務が停止。
多くの工場でデジタルシステムが使えなくなり、手作業や電話・FAXでの代替対応に追われたため、物流・供給網にも大きな混乱が生じました。
UTMが担う「入口の防御」機能とは?
UTM(統合脅威管理)は、サイバー攻撃をまとめて見張り、ネットワークに入る前の段階でブロックしてくれる入り口の「ガードマン」のようなセキュリティ機器です。
UTMが防ぐ主な脅威は以下の通りです
- 不正アクセスの検知・遮断(IDS/IPS)
- ランサムウェアの通信ブロック
- マルウェアの検知と隔離
- 危険性の高いWebサイトへのアクセス遮断
- 迷惑メール・スパム対策
- 外部からのスキャン攻撃の防御
つまりUTMは、「攻撃者を入口で確実に止める最後の砦」と言えます。
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現在のサイバー脅威に対しては、単一の防御層では十分な防御ができません。
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