複合機は業務を円滑に行う上で欠かせないOA機器ですが、導入時に気になるのはその価格ですよね。 特に新規開業や事務所立ち上げをお考えの方にとっては、なるべく安く済ませたいところ。
このページでは、複合機を設置する前に知っておきたい「リース・レンタル・購入の違い」について、ご説明いたします。
それぞれの違いについて
複合機の導入には、現金での購入のほかにリース契約とレンタル契約があります。 それぞれの違いについては以下の通りです。
契約期間
リースの契約期間は物件の法定耐用年数に応じて設定されることが多く、最短で3年、最長で6年となっています。
レンタルは、CDやDVDのレンタルと同様に短い期間だけ使用する場合に用いられる契約であるため、数日~3年未満の契約期間となります。
現金購入の場合は、物件をそのままユーザーが所有することになりますので、本体に関する契約期間はありません。
リース契約 | レンタル契約 | 現金購入 | |
---|---|---|---|
契約期間 | 3~6年 | 数日~3年未満 | なし |
対象物件の指定
リースでは、ユーザーの希望物件をリース会社が代わりに購入して賃借を行いますので、機種の指定は可能です。
レンタルは、レンタル会社が所有する物件を貸し出す形になりますので、ユーザーが機種を指定することはできません。
リース契約 | レンタル契約 | 現金購入 | |
---|---|---|---|
物件の指定 | 指定可能 | 不可能 | 指定可能 |
中途解約
リース契約は、ユーザーの代わりにリース会社が物件を購入しますので、全額を支払い終えるまで原則的に解約は不可能です。
やむを得ず解約する場合は、残債を全て支払う必要があります。
レンタルはレンタル会社が所有する機種を貸し出しているので、解約はいつでも可能です。
リース契約 | レンタル契約 | 現金購入 | |
---|---|---|---|
中途解約 | 原則的に不可能 | 可能 | なし |
保守
リース契約と現金購入の場合、物件の保守はユーザー自身で行う必要がありますが、複合機にはメーカー保守(カウンター保守等)があるため、基本的に保守に入ることになります。
レンタルの場合は、レンタル会社が所有権を持っているので、レンタル会社が保守を行います。
リース契約 | レンタル契約 | 現金購入 | |
---|---|---|---|
保守 | メーカー保守 | レンタル会社 | メーカー保守 |
料金
一番安く済むのは現金での購入です。余計な手続きを行わずに済むためです。
リース契約は、物件本体の金額のほかにリースの料率や手数料がプラスされます。そしてリースの料率はユーザー(会社)の経営状況や契約年数によっても変わってきます。
レンタルの料金はリース料金よりも割高である場合が多く、さらに送料や搬入費などの初期費用がかかります。レンタルで3年以上利用するのであればリース契約を結んでしまった方が安く済みます。
リース契約 | レンタル契約 | 現金購入 | |
---|---|---|---|
料金 | 購入より割高 | リースより割高 | 最安 |
契約終了後の所有権
リース物件はリース会社に所有権がありますので、契約終了後は返却、または再リースを結ぶかのどちらかです。
レンタルはレンタル会社所有のため、レンタル会社への返却となります。
リース契約 | レンタル契約 | 現金購入 | |
---|---|---|---|
契約終了後 | リース会社に返却or再リース | レンタル会社に返却 | 購入時からユーザー所有 |
まとめ
リース・レンタル・購入の違いを、表にまとめました。
リース契約 | レンタル契約 | 現金購入 | |
---|---|---|---|
契約期間 | 3~6年 | 数日~3年未満 | なし |
物件の指定 | 指定可能 | 不可能 | 指定可能 |
中途解約 | 原則的に不可能 | 可能 | なし |
保守 | メーカー保守 | レンタル会社 | メーカー保守 |
料金 | 購入より割高 | リースより割高 | 最安 |
契約終了後 | リース会社に返却or再リース | レンタル会社に返却 | 購入時からユーザー所有 |
リース・レンタル・購入には、それぞれに長所と短所がありますので、自社にはどの契約がマッチしているのかを考慮して、導入することをオススメいたします。
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