複合機の印刷枚数と速度について
メーカーや型番によって印刷のパフォーマンスは大きく異なります。 性能によって運用コストも変わりますので、複合機の印刷速度や枚数の基準を知り最適な複合機を導入しましょう。
3段階の印刷速度
複合機の印刷速度は基本的に以下の3つの段階の速度を基準に測ります。
ウォームアップタイム
複合機は印刷を長時間行わないと自動的にスリープモードへ移行します。 複合機がスリープモードや電源オフの状態から印刷準備完了までにかかる時間を指します。 タイムの目安としては、約10秒以内に起動が完了するのが一般的です。
ファーストコピータイム
ウォームアップを終えて待機モードに入っている複合機が実際に1枚目を印刷するまでの時間を指します。 ファーストコピーが始まるまでの時間は約30秒以内が一般的です。
連続複写速度
A4用紙を1分間に何枚印刷できるか、その速度や性能のことを指します。 スピードの単位にはipm(枚/分)とppm(ページ/分)というものがありますが、異なる部分としては国際標準化機構が決めた方法で計測したものか、メーカー独自の方法で計測したものかという点のみで、意味合い的には同一と考えて問題ありません。
月間印刷枚数と速度の目安
コストパフォーマンスと業務効率化といった観点から考えて、月間の印刷枚数に応じて適切な印刷速度の複合機を選ぶことでコスト削減や業務効率化に繋がります。
500~3,000枚/月 | 20~25枚/分 |
3,000~6,000枚/月 | 25~30枚/分 |
6,000~8,000枚/月 | 35~40枚/分 |
印刷頻度が低く、よくスリープモードになる場合はウォームアップタイムを、印刷頻度が高い場合は印刷の度にかかるファーストコピータイムを、毎月の印刷量が多く印刷効率を上げたい場合は連続複写速度を確認しましょう。 『速ければ速い方が良い!』と必要以上にスペックが高く、値段も高い複合機を導入するのではなく、適切な複合機を導入することで、様々なコスト削減に加え、快適で効率の良い円滑な業務を進められるようになります。
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