セキュリティWi-Fi ALEXON WX2000
Wi-Fiにも、サイバーセキュリティ対策を
ALEXON WX2000は、Wi-Fiを利用する社内ネットワークへのサイバー攻撃や、マルウェア感染後の被害拡大を抑えるセキュリティWi-Fiです。
高速通信を実現するWi-Fi 6に加え、社内LAN内部の不審な通信を検知・遮断するセキュリティ機能を搭載。
インターネットとの境界を守るUTMなどと組み合わせることで、「外部からの侵入を防ぐ」だけでなく、「侵入後の被害を広げない」ための多層的なセキュリティ対策を実現します。
SCS評価制度でも重要となる「多層防御」の考え方
近年、サプライチェーン全体のサイバーセキュリティ対策が重要視されています。
「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」では、企業のサイバーセキュリティ対策を一定の基準で評価する仕組みが整備されています。
こうしたセキュリティ対策を考えるうえで重要なのが、一つのセキュリティ対策だけに依存せず、複数の防御策を組み合わせる「多層防御」という考え方です。
たとえば、インターネットと社内ネットワークの境界をUTMで保護し、さらに社内LANやWi-Fiに接続された端末間の通信にもセキュリティ対策を施すことで、万が一の侵入やマルウェア感染が発生した場合にも、被害の拡大を抑えることができます。
SCS評価制度への対応を考える場合も、製品を一つ導入するだけではなく、企業全体のセキュリティ体制や運用を含めて、多面的に対策することが重要です。
UTMだけでは防ぎきれない、社内LAN内部の脅威
UTMは、インターネットと社内ネットワークの境界に設置し、不正アクセスやマルウェアなど、外部からの脅威を検知・防御する重要なセキュリティ機器です。
しかし、すでにマルウェアに感染したパソコンや、社外から持ち込まれた端末が社内LANへ接続された場合、LAN内部で発生する不正な通信や攻撃の拡大まで、UTMだけで防ぐことは困難です。
感染した端末が社内ネットワーク上のパソコンやサーバーを探索したり、他の端末へ攻撃を仕掛けたりすると、被害が社内全体へ拡大する可能性があります。
だからこそ、インターネットとの境界だけでなく、社内LAN内部にもセキュリティ対策が必要です。
ALEXON WX2000は、Wi-Fiを利用する端末間の通信を監視し、ネットワークスキャン、ポートスキャン、スプーフィング、SMB攻撃などの脅威を検知・遮断します。
UTMなどの境界防御に加えてWX2000を組み合わせることで、インターネットから社内ネットワーク、さらに社内LAN内部までを多層的に保護するセキュリティ環境を構築できます。
WX2000が守る、社内Wi-Fiのセキュリティ
ALEXON WX2000は、Wi-Fiに接続された端末の通信を監視し、社内ネットワークで発生する不審な通信やサイバー攻撃を検知・遮断します。
インターネットとの境界を守るUTMに加えて、社内LAN側にもセキュリティ対策を設けることで、外部からの脅威だけでなく、LAN内部から発生する脅威や感染後の横展開にも備えることができます。
また、接続している無線端末の可視化やイベントログにも対応。社内ネットワークの状況を把握し、セキュリティ対策や運用管理に役立てることができます。
「感染させない」だけでなく「拡散させない」
サイバー攻撃への対策では、外部からの侵入を防ぐことだけでなく、万が一、社内の端末がマルウェアに感染した場合に備えることも重要です。
たとえばランサムウェアなどに感染した端末が、社内ネットワーク上の他のパソコンやサーバーを探索し、攻撃を仕掛けることで、被害が社内全体へ広がる可能性があります。
ALEXON WX2000は、こうした「感染後の横展開」に着目したセキュリティ機能を搭載しています。
Wi-Fiを利用する端末から発生する不審な通信を検知・遮断することで、感染した端末から他の端末への攻撃拡大を抑制します。
「侵入を防ぐ」だけではなく、「侵入された後の被害を広げない」。
UTMなどの境界防御とWX2000を組み合わせることで、社内ネットワークを多層的に保護します。
WX2000の4つのセキュリティ機能
WX2000は、社内LANで発生するさまざまな不審な通信を検知・遮断するセキュリティ機能を搭載しています。
Wi-Fiに接続された端末の通信を監視し、ネットワーク内部で発生する攻撃や不審な通信による被害拡大を抑えます。
ネットワークスキャン対策
ネットワーク内に接続されている端末を探索する不審な通信を検知・遮断し、攻撃者や感染端末によるネットワーク情報の収集を防ぎます。
ポートスキャン対策
端末やサーバーで開放されているポートを探る通信を検知・遮断し、攻撃の足がかりとなる情報の取得を防ぎます。
スプーフィング対策
正規の端末や通信になりすますスプーフィング攻撃を検知・遮断し、不正な通信によるネットワークへの侵入や攻撃を防ぎます。
SMB攻撃対策
Windowsのファイル共有などで利用されるSMBプロトコルを悪用した攻撃を検知・遮断し、社内ネットワーク内でのマルウェア感染や被害拡大を抑制します。
Wi-Fi接続端末を可視化し、ネットワークを管理
セキュリティ対策では、ネットワークにどのような端末が接続されているのかを把握することも重要です。
WX2000は、クラウドによる一元管理、接続無線端末の可視化、イベントログに対応しています。
社内のWi-Fiに接続されている端末を把握し、ネットワークの状況やセキュリティイベントを確認することで、日常的なネットワーク管理やセキュリティ対策に活用できます。
UTM・MT・WXによる多重防御
サイバー攻撃への対策では、一つのセキュリティ機器だけに依存するのではなく、それぞれの場所で異なる役割のセキュリティ対策を組み合わせることが重要です。
UTM・MT・WXを組み合わせることで、インターネットから社内ネットワーク、さらに社内LAN内部まで、それぞれの領域に応じた多層的なセキュリティ対策を構築できます。

外部からの侵入対策だけでなく、万が一侵入された場合や端末が感染した場合を想定し、社内ネットワーク内での被害拡大を抑える仕組みを備えることが重要です。
WX2000の構成例とセキュリティ範囲
WX2000は、社内のWi-Fi環境にセキュリティ機能を追加し、UTMなどの境界防御と組み合わせて利用できます。

主な仕様
| 型番 | WX2000 | |||
|---|---|---|---|---|
| S | M | L | ||
| 無線LAN (Wi-Fi) | 規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac(Wi-Fi5)/ax(Wi-Fi6) | ||
| 高速化技術 | MU-MIMO(Wi-Fi5)、OFDMA(Wi-Fi6) | |||
| アンテナ・周波数毎パフォーマンス | 内蔵アンテナ(4 x 4)・5GHz:2.4Gbps / 2.4GHz:1.2Gbps | |||
| 認証・暗号化方式 | OPEN、WEP、WPA1/WPA2/WPA3 PSK、WPA1/WPA2/WPA3 Enterprise、IEEE802.1X、 OWE(Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open)、TKIP/AES Encryption | |||
| 対応チャネル | 5GHz:[W52] [W53] [W56]※W52/W53 は屋外使用禁止※DFS 対応 / 2.4GHz:1~13ch | |||
| 最大接続数 | 推奨30 ~ 40 台 | |||
| セキュリティ | フラッディング | TCP syn flooding / TCP ack flooding / ICMP flooding / ARP flooding / IP-Spoofed | ||
| ネットワークスキャン | TCP / UDP / ICMP / Non-echo-ICMP / ARP | |||
| ポートスキャン | TCP syn / TCP ack / UDP / Stealth | |||
| スプーフィング | ARP スプーフィング | |||
| SMB scan | SMB scan | |||
| 管理 | クラウド一元管理・接続無線端末可視化・イベントログ | |||
| ハードウェア | インターフェース | WAN(PoE※1):10/100/1000/2500 BASE-T LAN:10/100/1000 BASE-T | ||
| 定格電圧 / 最大消費電力 | 100~240V DC12V/3A、 50/60Hz / 25W (PoE:36V DC ~ 57V DC) | |||
| サイズ / 質量 | W200mm × D200mm× H45mm / 1012g | |||
| 温度 / 湿度 | 5 ~ 50℃ / 20 ~ 95%(但し結露なきこと) | |||
| 適合規格・法令 | 電波法(R 006-001160、T D23-0067001) | |||
| ライセンス期間 | 5年 | 6年 | 7年 | |
| 構成品 | 本体、DCアダプタ、簡易マニュアル、LANケーブル、壁掛けブラケット、ネジ×4種 | |||
企業のセキュリティ対策を、Wi-Fiから見直す
サイバー攻撃の手口が高度化するなか、インターネットとの境界だけを守るのではなく、社内ネットワーク内部のセキュリティ対策も重要になっています。
特に、パソコンやスマートフォンなど多くの端末がWi-Fiに接続される環境では、「どの端末が接続されているのか」「不審な通信が発生していないか」「感染した端末から被害が拡大しないか」といった視点からネットワークを管理することが重要です。
ALEXON WX2000は、こうした社内Wi-Fi環境のセキュリティ対策を強化し、UTMなどのセキュリティ機器と組み合わせた多層防御を実現するためのセキュリティWi-Fiです。
SCS評価制度への対応を含め、企業のサイバーセキュリティ対策を検討する際には、ネットワークの入口だけでなく、社内LAN内部まで含めた総合的な対策をご検討ください。
※SCS評価制度は企業全体のサイバーセキュリティ対策等を評価する制度であり、ALEXON WX2000単体の導入によって制度上の評価を取得できるものではありません。
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