故障したお客様のNASをドリブンシェルターに交換いたしました!
先日、弊社のお客様からのご依頼で、アレクソンのファイルサーバー「ドリブンシェルター」を導入させていただきました。
今回はドリブンシェルターを導入に至るまでの経緯と、その特徴について記事にいたします。
『使っていたNASが故障した・・・』
4月下旬に弊社のユーザー様から、「使っているNAS(ネットワーク用HDD)が突然故障してしまい、中にあるデータにアクセスできなくなった」との連絡をいただきました。
いつもOKIの複合機や防犯カメラを導入していただいているユーザー様でしたので、状況確認のため急遽ご訪問させていただくことになりました。
ご訪問後、NASの中のHDDを取り外してデータだけでも取り出せないか試してみましたが、特殊なシステム(RAID)を組んでいるためか、サルベージすることはできませんでした。
ユーザー様が行っていたバックアップも、1年以上も前のデータだったようです。
念のため、高確率でデータを復旧することができるデータ復旧業者があるので、そちらに依頼することをオススメいたしました。
ドリブンシェルターのご提案
やはり会社としてデータを取り扱うのであれば、データをしっかりと守れる業務用のファイルサーバーは必須です。
そこで弊社は、ユーザー様にアレクソンのドリブンシェルターのご提案をさせていただきました。
弊社で取り扱っておりますアレクソンのドリブンシェルターは、大切な会社のデータをしっかりと守るシステムを複数搭載しています。
まず、4つのHDDをRAID5と呼ばれるシステムで接続してファイルサーバーを構築しており、万が一HDDが1台故障しても交換用のHDDを入れ替えるだけで自動的に正常な状態にセットアップしてくれます。
他のバックアップ機能も充実しており、お使いのPC内のデータを定期的にサーバーへバックアップする機能やサーバーから更に別の外付HDDへバックアップする機能も備えています。
また、フォルダへのアクセス制限や万が一削除してもすぐに復元できるネットゴミ箱等、あると便利な機能が多数あります。
さらに、万が一の場合でも、アレクソンのカスタマ―センターがトラブル発生時にしっかりとサポートしてくれますので、とても安心してお使いいただけるファイルサーバーとなっています。
ドリブンシェルターの設置について
ドリブンシェルターの設置はそこまで難しくありません。
既存のネットワーク内にLANケーブルで接続し、初期設定を行うだけで各パソコンからすぐにアクセスが可能になります。
専用のソフトウェアを各パソコンにインストール・設定を行えば、定期的にパソコンの中のデータをサーバーにバックアップすることもできます。
今回は、落雷等で停電になってもすぐに電源が落ちないようにするためのUPS(無停電電源装置)と、サーバーの外部バックアップ用の外付HDDもセットで設置をさせていただきました。
これでデータの保護については万全の体制です。
データ復旧はなかなかの高額
ドリブンシェルター設置後、ユーザー様から連絡があり、故障したNASから無事データが抽出できたそうです。
ただ、そのデータ復旧費を聞いて驚きました。
なんと、データの復元に約130,000円もかかってしまったとのこと。
確かにRAIDという特殊なシステムを組んでいたので費用は高くなるのではと予想していましたが、まさかの金額に驚きを隠せませんでした。
会社の重要データは業務用のファイルサーバーがオススメ
今回は無事データの救出が無事できて、新しく設置したファイルサーバーに保存することができました。
しかし、会社の重要なデータは記憶媒体にしかありませんので、故障をしてしまったら簡単に消失してしまいますし、いつ発生するか予想がつきません。
しかも、設置から5年以上経過しているNASや外付HDDは故障率がどんどん上がってしまいます。
最悪の事態を未然に防ぐためにも、会社データは市販のNASではなく、業務用のファイルサーバーをご利用いただくことをオススメいたします。
弊社では、業務用として最適なアレクソンのドリブンシェルターを取り扱っておりますので、会社の重要データの保管にご不安をお持ちであれば、お気軽にフリーダイヤルまでお電話ください。