電子帳簿保存法改正後も業務用複合機は必要な理由
電子帳簿保存法の改正が間近となってきていますが、お客様の中には書類の電子化を進めていく予定がございますか? 電子化が進む中で「複合機は不要になるのでは?」と思われるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?
電子帳簿保存法の改正に伴って紙媒体の電子化が進む中で、現存する業務用複合機は本当に必要なくなるのでしょうか? 今回は、紙媒体の電子化で活躍する業務用複合機の機能について、ご説明いたします。
電子化のお供!複合機のスキャン機能について
業務用の複合機には、自動原稿送り装置(RADF)と呼ばれる装置がございます。 主に複合機上部に装備されているものですが、紙の資料をセットするだけで、一枚一枚自動で読み取り(スキャン)を行います。 しかもスキャンの読み取り速度は、50枚/分(OKI MC863dnwvの場合)とかなり高速で読み取りができてしまいます。
また、自動原稿送り装置の下は通常のガラス面(フラットベッド)での読取りもできるので、自動原稿送り装置にはセットできない厚手の用紙もスキャン可能です。
さらに、必要に応じて読み取った書類を暗号化(パスワード付与)ができますし、両面印刷の書類にも対応、 余分なスキャンをしない白紙除去機能、保存形式(PDF,TIFF,JPEG等)の変更、保存先の変更(Eメール,USBメモリ、ファイルサーバー)等も行えます。
受信FAXを自動でPDF化!サーバーや指定のメールへ転送
業務用の複合機はFAX機能も兼ね揃えていますが、特殊な設定を行うことで受信したFAXを紙に印刷せず、そのままPDF化しファイルサーバーのフォルダや指定のメールアドレスに転送することも可能です。
今までは、紙で出力されたFAXをその都度スキャンして保存するという手間がありましたが、 この受信FAX転送設定を行うことで、手間なく自動で電子化することができます。
これは電子帳簿保存法における業務効率の向上に結びつきますし、紙で印刷を行わずに済むのでコスト削減(用紙代等)も実現します。
日本はまだまだ紙文化が根強いため、FAXの利用も大きく減少することはないと思われますので、 この受信FAX転送設定は電子化に大きく貢献できる機能と言えます。
複合機はまだまだ現役!電子化を支える重要機器
総じて、業務用複合機は電子帳簿保存法に適合するために非常に役立つ機器であり、帳簿データを適切に管理し、法的要件を満たすために企業や組織にとって必要なツールと言えます。
今後電子化を進めていくために複合機の導入をご検討であれば、弊社ではOKIのMC863dnwvをオススメいたします。
上記のスキャン性能や受信FAX転送設定機能も搭載しており、非常に使いやすい1台です。 価格も通常の複合機よりも格安でご提供できますので、是非一度フリーダイヤルまでご連絡ください。